2015年11月24日火曜日

腸内細菌共生機構学講座に配属された3年生が研究を始めました。

 腸内細菌共生機構学講座に配属された3年生の環境科学科 前田信吾君が、11月初旬から研究室に来ています。前田君は既に研究テーマが決まっており、早くも卒論に向けて研究を行っています。

ピペットマンを操作している前田君。
ピペットマンの操作は学生実験の時に1回しかしたことがないので、
まだ操作には慣れないそうです。




 前田君の特技は料理です。


前田君が作ったピザ(左)とシュークリーム(右)。
どちらも料理のキットを用いずに、小麦粉から生地を作っています。



 このようなご飯やお菓子を毎日作るほど料理好きだそうです。

 来年度にはあと2人の3年生が私たちの研究室に配属されます。研究室メンバーが増えてますます賑やかな研究室になりそうです!

2015年11月17日火曜日

日本ポリアミン学会 第7回年会に参加しました。

 11月13日・14日に京都工芸繊維大学で開催された日本ポリアミン学会 第7回年会に参加しました。
 今回の学会では研究員の阪中さんと杉山さんが口頭発表を行いました。
 口頭発表後の質疑応答の際には、頂いたすべての質問に対して、お二人は的確な回答をしていました。




口頭発表を行う阪中さん(左)と杉山さん(右)。


 私は大勢の人前で発表を行うと、緊張してしまうため、質問内容が分からなくなり、的確な回答をすることができなくなる時があります。私もお二人のように質問者の方に納得していただけるような回答をしたいと思いました。

 学会1日目の夜には前回のポリアミン学会と同様に懇親会が開催されました。前回の懇親会では研究室から一緒に参加した栗原先生に先生方を紹介していただいたお陰で、学会に参加されていたほぼ全員の先生方からお話を伺うことができました。今回の懇親会では1人で先生方の所へ積極的に行って、お話することができました。また、日本人の先生方だけではなく外国人の先生とも英語でお話しすることができました。




今回の学会で特別講演をされたEnzo Agostinelli先生(左から2番目)。
Enzo先生はゆっくりと英語をお話しされるので、
1回聞いただけで先生が話された内容を理解することができました。



 懇親会のあとには、先生方と研究員の方、学生合わせて10人で2次会を行いました。ポリアミンの定量分析を行う機械である「高速液体クロマトグラフィー」の話や研究以外の話など約3時間の2次会で話題が尽きることなくお話をして楽しかったです。




2次会でのお話に夢中になりすぎて、
ちょっと日本酒を飲みすぎてしまいました。



 今回のポリアミン学会では実験の結果がまだ途中だったため私は発表することができませんでした。現在、私は修士1年生なので、来年度に開催される次のポリアミン学会は私が参加できる最後のポリアミン学会になります。来年度の学会では発表できるよう、計画的に実験を行おうと思います。

2015年11月10日火曜日

第8回北陸合同バイオシンポジウムでスタッフとして仕事をしました。

 腸内細菌共生機構学講座・植物遺伝子工学研究室の研究室メンバーと食品微生物学研究室の学生で第8回北陸合同バイオシンポジウムのスタッフの仕事を行いました。


シンポジウムの閉会式時に撮影したスタッフの集合写真

 
 スタッフは口頭発表やポスター発表時に写真を撮影する係、コーヒーブレイク時のお茶とお菓子を出す係などの責任者となり、仕事を行いました。
 私・奈良は口頭発表をされる先生方がお持ちになったパソコンをプロジェクターにつなぎ、スクリーンに映すという、失敗の許されない重要任務を担当しました。

 シンポジウム本番1週間前に行った試写では、自分のノートパソコンを本番で使用するプロジェクターに接続し、パソコンの画面を問題なくスクリーンに写すことが出来ました。どんな種類のノートパソコンでもスクリーンに映せるように、自分のWindowsのノートパソコンだけではなくMacintoshのノートパソコンでも試写を行い、問題がないことを確認しました。
 準備は万全だと思っていましたが、本番当日にトラブルが起きました。シンポジウム開始5分前に、序盤で口頭発表される3人の先生方のノートパソコンを用いて試写を行うと、スクリーン上に映ったスライドの画面左端が10%ほど切れました。
 私は、このようなことを経験したことがなかったので解決方法が分からず、とても困りました。しかし研究員の阪中さんにパソコンのディスプレイの解像度を変えるという解決方法を教えていただいたおかげで、スクリーン上に画面が切れることなく映すことがきでました。


トップバッターの小柳先生の口頭発表。
解像度を変えた結果、画面は切れていません。


 ところが、シンポジウム1日目の後半にご講演を行う先生のパソコンで、ディスプレイの解像度をどの設定に変えてもスクリーンの画面左端が切れるという問題が生じました。他の解決方法を探さなければと再び焦りましたが、ご講演を行う先生にpowerpointをPDF化すれば解決することを教えていただきました。

 この2つの解決方法で2日間、ほぼ問題なくすべての講演者の先生方の発表内容をスクリーンに映すことができました。多くの方に助けていただいた2日間でした。

2015年11月4日水曜日

2015年11月6日(金)15:00~ 研究室見学会を行います。

 准教授の栗原です。

 現在、研究室分属決定期間中の、食品科学科の3年生を主な対象として、研究室見学会を行います。研究室によって相性があり、マッチングは非常に重要です。腸内細菌共生機構学への分属を検討されている方は、必ず、一度は研究室にお越しください。


日時: 2015年11月6日(金)15:00~
場所: i-Bird104号室(研究室の居室です。)
内容: 研究内容紹介、ラボツアー、スタッフとの相談会、学生・研究員との相談会

 
 特に、腸内細菌共生機構学に現在所属する学生さんたちと話すことはとても重要だと思います。教員と学生では感じていることが全然異なりますので、教員と話すだけで満足していては、研究室配属を誤る恐れが大きいです。

 後悔のない研究室配属が出来るように、皆様、十分に情報収集を行ってください。


2015年11月2日月曜日

第8回北陸合同バイオシンポジウムで研究員の杉山さんが「ポスター優秀賞」、修士1年の奈良が「ポスター最優秀賞」を受賞しました。

 2015年10月30日と31日に石川県・山中温泉で第8回北陸合同バイオシンポジウムが開催されました。今回のシンポジウムでは口頭発表とポスター発表の2形態の発表が行われました。
 腸内細菌共生機構学講座では、研究員の阪中さんと杉山さん、修士1年の谷内さん、同じく修士1年の奈良の4人がポスター発表を行いました。このほかに栗原先生が世話人代表、学部4年生の白石さんがスタッフとして学会運営に当たりました。(ポスター発表を行った4人もスタッフとして学会の運営を行いました。)

 ポスター発表は45分間行われました。私は発表時間中に途切れることなく参加者の方に研究内容の説明をしたため、45分間の発表はあっという間に感じました。



私・奈良のポスター発表の様子。
同時に5人の参加者の方に研究内容を説明した時もありました。



 また、ポスター発表終了後の総合討論会の時にも、4人の先生方や学生に研究内容に興味があるので聞きたいと言ってくださったので、何回かポスター発表を行いました。

今回のポスター発表では、ポスター投票が行われました。良いと思ったポスターに参加者全員が投票を行い、最も得票数の多かったポスターが「ポスター最優秀賞」、2位から6位までの得票数だったポスターが、「ポスター優秀賞」として、表彰されました。
 腸内細菌共生機構学講座からは研究員の杉山さんが「ポスター優秀賞」を受賞しました。

 そして、なんと、私・奈良のポスターが「ポスター最優秀賞」を受賞しました!

 さまざまな分野の研究をしている参加者の方に自分の研究内容の面白さが伝わったことが分かったので、とても嬉しかったです。




ポスター受賞者全員と実行委員長 三沢先生(右から3番目)との集合写真。


 実は、私はスタッフとして賞状に受賞者の名前を書く仕事をしていたので、自分の賞状の名前は自分で書きました。


ちなみにこの賞状の印刷もわたしがやりました。



 来年の第9回北陸合同バイオシンポジウムでポスター発表があれば、また発表したいと考えております。次は運営サイドではない立場でポスター賞を取りたいです。そのために研究をより一層頑張って結果を出したいと思います。