2016年8月23日火曜日

京都大学大学院農学研究科 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学研究室の方々が共同研究に来られました。

 82日から4日に京都大学大学院農学研究科 応用微生物学講座 発酵生理及び醸造学研究室の岸野重信先生、修士2年の渡邊寛子さん、修士1年の森川拓磨さんが共同実験をするために腸内細菌共生機構学研究室に来られました。


発酵生理及び醸造学研究室の方々はさまざまな種類の培地が入った21枚の96穴プレートに65種類の腸内細菌を培養し、生育の度合い(濁度)を測定しました。21枚分のプレートでそのような操作を行うことはもちろん大変ですが、さらに今回の実験では、固体を含む液体培地を使用していたため、通常私が使用する液体のみの培地に比べプレートへの分注作業に苦戦したようでした。


実験方法についてメモを取る渡邊さん。
 
 発酵生理及び醸造学研究室の学生のお二人は今まで96穴プレートやマルチチャンネルピペットマンを用いた実験をしたことがありませんでした。実験後に渡邊さんは、「もっとしっかりとイメージトレーニングを行ってから実験すれば効率よく作業できたかもしれない。」
森川さんは「一度に複数の穴への培地の分注や濁度測定を可能にするマルチチャンネルピペットマンや96穴プレートなどを用いても、21枚のプレートを用いた実験は大変だった。でも今回の実験を通してそれらの器具の使用方法を学べて良かった。」と話していました。


嫌気チャンバー内で実験をしている森川さん。


 また、83日の夜には、「和食処 山ごぼうに行き、懇親会を行いました。「山ごぼう」では石川県のお酒や郷土料理を楽しむことができました。その中でも特に岸野先生は日本酒「手取川」をお気に召したようでした。


話が盛り上がり、終始笑いの絶えない懇親会になりました。



 発酵生理及び醸造学研究室の方々、3日間お疲れ様でした。

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